ベジタリアンには、火すら通さないという厳しい修行のような食生活を送る方々がいらっしゃるそうです。酵素が死なない70度程度の温度で調理をすることで、酵素を体に取り入れることができるんですね。昨今、酵素の働きが注目されてきており、サラダより、漬物、とくにキムチなんて酵素がいっぱいで素晴らしい食品なんですって。ところが!
消化酵素って来たことありますよね。ダイコンおろしなんかにたくさん含まれていて、私たちの消化を助けてくれるんですね。またタンパク質分解酵素というのもあって、固い肉をマンゴーなんかにつけこむと、やわらなくなるそうです。やっぱり、酵素って体によさそうですよね。
でも、新たな事実が!酵素は胃で消化されるので体に吸収されることはないんですって!火を通さないハードなベジタリアンの努力はなんだったのか?酵素は食品の消化に作用したり、肉や魚の熟成(=腐敗 と科学的に差異はないそうですね)に働きかけたり、素晴らしい作用があるのですが、それをそのまま口に運んでも、健康や若返りや痩身には、まったく効果がないのです。消化を助けはするのでお腹の負担が減るくらい?いやぁ、知らなかったわ。
これまで、努めてサラダを摂ってきたのに、「酵素が生きるから体にいいのよ!」なんて大嘘吹聴して、恥です。酵素死んでても大丈夫。火を通した野菜も美味しいですよね。
外食やコンビニ弁当に依存しがちな若い人は、どこでビタミン、とくにビタミンCを摂取してるのかしら?元サッカーの中田選手も野菜は一切食べないとか。確かにビタミンDが不足するとカルシウムが不足し、ビタミンB系が不足するとカッケになります。
でも、ビタミンBは豚肉にも含まれているし。けっきょくはビタミンCなのね。ビタミンCは活性酸素を中和するらしく、アンチエイジングに機能します。だから、ビタミンCが不足していても、生死にかかわることはないけど、老化が早まる、と大筋理解していればいいのかもしれません。
だとすると、やっぱり生野菜やフルーツでビタミンCを摂るべきですよね。ところが、問題が。ビタミンCはすぐに消費されてしまうし、大量に摂取しても大半が尿で排泄されてしまうのです。アメリカにはビタミンCを飽和状態にたもつための摂取方法の特許があるそうです。サプリメントでビタミンCを大量にとっても、あまり効果は期待できないのですね。少しづづ摂取するか、苺なんかがすこしづつ消化される工夫をすべき。
実はいい方法があるんです。テレビネタですけど。食事の後に苺を食べると、ゆっくり消化されてビタミンが排泄されず、体内で有効に利用されるようなんです。これはサプリメントでも同じかな?たくさん食べた後はビタミンCのサプリメントを!デザートにフルーツを!のほうが素敵かな?
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