ホリエモンフィーバーの頃、六本木ヒルズにあるパーソナルトレーナーにしごかれるジムが話題で、知人(主人の)が通い始めたんだそうです。バーでお酒を飲む予算を全部ジムにつぎこんだ挙句、見事にスリム化しました。久々に会ったとき、癌?と疑うくらい(主人が)お痩せになっていたんだそうです。ところが・・・
やっぱり、今では元の体に。誰もがワニのおなかのようになりたいのかは、わかりませんが、少しスリムになりたいのは、新たな某ハードトレーニング系の躍進で証明されています。年商数百億円とか?デスクワークでなまった体を鍛える!という目的には合致していると思いますが、「目的のないトレーニングは続かない」が持論の私としては、どうなのかしら?というのが本音です。
元長野県知事の田中靖男さんも、その昔、雑誌の企画で素晴らしくスリムになられていました。ホリエモンさんも出所されたときには、別人のようでした。でも、続かないですよね。体、いえ、体型はその主体の生活スタイルに最適化されるのです。プロレスラーは体型を整えるためにハードトレーニングをやっているわけではなくて、ハードトレーニングをやった結果、そういう体型になっているのです。アメリカに多くみられる巨漢の方々も、過剰な炭水化物の接種と運動不足に最適化された体型になっています。
じゃあ、どうすれば?
ゆっくり大股で歩く方法や、電車でつり革を持たず仁王立ちする方法を、何度か紹介していますが、今回は新たな提案を。それはベランダに洗濯物を干すエクササイズです。なるべく、ベランダ菜園なんかで狭苦しいベランダが最適です。家族が多くて洗濯物も多いほうがいいでしょう。鉢植えトマトの葉を傷つけないように、不自然な体勢で洗濯かごを持って移動します。物干しざおに洗濯物を干すときも、体をひねって裏側から。洗濯かごから取り出すときも、しゃがんだり、膝を曲げるのではなく、膝を伸ばして屈伸するようにします。
こういった実務とセットのストレッチや負荷は毎日続けられます。ただし、梅雨時といっても、紫外線には注意しましょう。しっかりすすいだ洗濯物でも手が荒れる場合があるので、ゴム手袋もおすすめです。
では、ハードな運動にメリットはあるのでしょうか?あります!筋肉は酷使することで破壊され、再生されます。この再生されるときに、成長ホルモンが分泌され、肌や毛髪に効果もあるのだそうです。加圧トレーニングなどわかりやすいですね。競合のあらゆる痩身はおススメしませんが、適度な筋トレという目的に対して、加圧トレーニングは効果ありそうです。加圧トレーニングをやられているお客様を拝見して「いいかも?」と感じました。
さて、話を戻して、トレーニングの後には、即、牛乳や卵、肉などのたんぱく質が有効です。壊れた筋肉を修復するためにはたんぱく質がかかせないからです。修復された筋肉は以前よりも筋力がアップするのだそうです。ただし、運動直後の炭水化物は避けましょう。体がエネルギーを蓄える気まんまんになっていますので、少量の摂取で大量に蓄積されてしまいます。
気をつけていただきたいことは。心筋梗塞で倒れるまでハードトレーニングはしないまでも、アスリートの血管がたびたび傷つき、将来、そこに活性酸素などがたまり、血管系疾病を発祥するのだそうです。健康的アスリートが思ったより短命だったりするのは、そういうことなのかもしれません。プロのアスリートでない限り、根性で体を追い込むのではなく、登山程度の低負荷運動を長時間、がおススメです。
とりとめもなく、今日のこの辺で。
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