今年の花粉は強烈でしたね。私は数年前、許容量が急にあふれて、酷い花粉症の症状に苦しむ、ここ最近なのです。部屋の中でも酷いので、空気清浄機!勉強しました。
今日は難しいですよ。ついて来てね。
花粉はタンパク質、すなわち有機物。有機物と無機物ってなに?有機物はたった4つの原子で構成されています。
・炭素C
・水素H
・窒素N
・酸素O
この4つのレゴブロックがあらゆつ結合のフォーメーションをとることで、湯呑みの茶渋や、ふきんの汚れや、タンパク質や、花粉になるのですね。この辺の壮大なテーマは今度。
で、前から思ってたわけです。塩素系漂白剤で、落ちた汚れはどこに?
それはね、上記4つの原資に分解されるんですね。でも原子単体では不安定というか、H2O,CO2,O2のような分子のほうが安定しているのね。つまりO一人ぼっちだとさびしいので磁石のように別のOと手をつないで結合しO2という分子になるわけ。
だから、強アルカリ性でもって、汚れ分子の繋がった手をぶった切る(化学分解というの?)と、それぞれがより魅力的なパートナーとより強く結ばれるのね。その安定した(=分解されにくい)愛の形がH2Oとかなのよ。
で、この繋がった愛の手をぶった切るのに必要なエネルギーは既に計測されているのね。CH結合と呼ばれる強い愛の結合を切るのは、より強いエネルギーがいるわけ。キムタクとつないだ手を離すほどの魅力をもったブラピのようなパートナーが現れると、キムタクを袖にしてブラピと手をつなぎたがるのね。強アルカリの漂白剤は、こういうブラピとか佐々木稀ちゃんを桶の中に大量に投入する行為なのね。
この結果、茶渋や汚れは最終的にH2OやCO2という無害な分子に姿を換えるのね。
科学者ではないので、間違ってたらごめんなさい。
今のところ、分解には、熱分解、化学分解(漂白剤とか)、電気分解などがあります。空気清浄機にはプラズマ何某やナノ何某とかありますが、フィルターでこしているのを除けば、基本は愛のつないだ手を切り離すしくみで、分解させているのね。
で、今日言いたかったことは、分解する力の強弱はコントロールできても、それが人間にとって、よい物だけを分解せず、悪いものだけを分解するというような都合のいい分解方法はない!ってことなの。
本当に花粉という巨大な有機物がアレルギーの原因とならないくらい分解するには、とても強力な分解エネルギーが必要なのね。ブラピどころではダメ。たとえば空気中に強烈な塩酸を噴霧したら花粉も分解されるけど、それは人間の呼吸器や粘膜に著しい害を与えることに。つまり、私たちの体のパーツまで分解されてしまうってこと。だとすると、空気清浄機の分解機能に過大な期待はできない・・・
ってことで、我が家では掃除機に頼ることにしました。元サンヨー、今はパナソニックのエアシス!無菌ルームで使う高機能フィルターで空気を漉してしまうのね。お勧めしますよ。
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