息子よ、1000回フラれてこい

週末はお客さんも多いので、帰宅も遅くなりがちです。そんなある日、帰ったら中2の長男がブルーな顔でふてくされている。どうやらパパにやりこめられた模様。

パパの教え

◆分数がわからないより、人の気持ちがわからない、そういう人をバカという。

 

◆もし、ストーカー行為にいたり、ひどい言葉で自分をふった女子に危害を加えそうになったら、まず自分が森のなかで首をつれ。幽霊になって彼女を呪えばいいんじゃね?

 

◆もし、世界中の不幸を背負った気がして、脚光をあびたくなり、無差別に通り魔をしたくなったら、まず自分の腹を刺しまくれ。十分脚光をあびるだろう。

 

◆もし、いじめられて、遺書に泣き言をつづってマンションから飛び降りたくなったら、まず、いじめたやつらをマンションから突き落とせ。警察に出頭し「父から、そう教えられているので」と説明しろ。

 

と過激なしつけをする主人ですが、今回、主人が激怒したのは、バレンタインデーにチョコを1個ももらえなかった息子が

 

「べつに結婚なんかしたくないよ。そりゃ、かわいい女の子がつきあってくれっていうなら話は別だけど」

 

とか言った(主人は”ほざいた”と言っていたけど)から。それに対して

 

「おまえの本心がそうであったとしても、おまえにそれを言う資格はない!女子と縁のないまま、たとえ40歳独身であったとしても、会社の上司に『いやぁ、やっぱり結婚は夢ですよぉ!バツイチでもコモチでもかまいません、女子を紹介してください!』と振る舞い、家にかえったら地面に穴を掘って『それでも本当に結婚なんかしたくないんだよぉ!』と叫べ。」

 

から始まってコンコンと説教が続いたんだそうです。息子は不満たらたらだったけど、やっぱりパパが正しい。息子よ、なぜ、振られてこない。男なんだから、勝てない喧嘩もうけなきゃならないこともあるだろう。負けて敗者の立場を受け入れ、恥を受け入れ、次の戦い方を学ぶべきなのでは?

 

パパが怒っているのは、

 

◆”もてない自分”という現実を受け入れてないこと

◆女子からもてるための努力(情報収集や読書やおしゃれ)をまったく放棄していること

◆ふられることを恐れて勝負にでない=リングに上がるまえから、負けていること

◆自信がないのは、いっしょうけんめい生きていないから

 

こういうことなのよ。自称「電話アンケートの5分のやりとりで相手のバイト女子をデートに持ち込んだオトコ(本当かなぁ・・・?)」であるパパからすれば、チビでデブでハゲでも、電話だけで勝負できる!オトコは不細工でも関係ない!を証明しているのよ(たぶん)。

 

なんでもいいから一生懸命打ち込んでほしい。気の利いた冗談なんて言えなくていいから、まじめで真摯で真剣であってほしい。その生き方に女子は心を打たれると、ママはそう思うんだけどなぁ。

 

あなたも知っているパパのお友達は、1000回振られて、ついに、すっごいモテモテの男に生まれ変わった天性のブ男なのよ。オトコはこういう風に生きてもらいたいわ。

 

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コメント: 1
  • #1

    Mayola Dohrmann (金曜日, 03 2月 2017 21:24)


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