ラーメン好きですか?私は主人に連れられて家族で近所のラーメン屋さんによく行っていたんです。
主人曰く、日本のラーメンは、漫画『美味しんぼ』の魯山人をモデルとしたキャラクター:海原雄山氏が初めて
イノシン酸とグルタミン酸が織りなすハーモニー
であると定義したのだそうです。そういうわけで、肉や骨系の出汁と、鰹節や昆布系の出汁を合わせないと日本風ラーメンにならないのですね。中華の汁麺や西洋のヌードルはラーメンとはちょっと違いますよね。
だいたい週末は家族を連れて、ギトギト系化学調味料たっぷり店に通っていたのですが、エステサロン立上げで、しばらくラーメン屋さん通いをご無沙汰していたのです。
それまでは週末になると、家族で「今日はラーメンだよね」と昼前に涎を垂らしていたのに、ぜんぜんラーメンへの渇望感がない。そうなんです、イノシン酸とグルタミン酸+しょっぱい+脂っこいは中毒になると思うんです。恐るべしラーメン中毒。
無責任に思うのは、過剰に太っているのは、ほとんどの場合、過剰な食事の故だと思うのです。私たちの体はバランスを取るようにできているので、肉体労働上等!の土建屋の親方は、それに最適な食欲と体型が、冷暖房が効いたオフィスで働くビジネスレディーにも、それに最適な食欲と体型がプレゼントされるはずです。
余談ながら、ミケ・ランジェロのころの裸婦のモデルはみな経産婦。あの乳房とくびれたウエストは経産婦にプレゼントされる体型であって、未婚のティーンエイジャーに最適な体型ではないんだそうです。
話戻って、最適な体型がプレゼントされない不幸なあなた(ごめんなさい)は、おそらく軽度の摂食異常。私のラーメン中毒と同様の、甘いもの中毒だったり、ジャンクフード中毒だったり、夜食中毒だったり、合理性を欠いた意思決定をさせられている結果なんじゃないか?と、ラーメン中毒が抜けて考えた次第。
『ダメとわかっているけど、やめられないんだよねぇ』の食習慣に気づいたなら、薬物中毒患者が薬断ちをするように、しばらく”やめられないナニカ”を遠ざけてみるのも手ではないかしら?
秋の夜長に、ちょっと考えてみました。ではでは。
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